茨城県那珂市横堀1291-29
TEL 029-298-3922

生活習慣病

生活習慣病とは

生活習慣病とは

食生活の欧米化に過食や偏食が加わり、運動不足、喫煙や飲酒といった嗜好品の過剰摂取など、日頃の不摂生などが引き金となって起きる慢性疾患を総称して生活習慣病と言います。そのため病名そのものではありませんが、これらのことが要因で発症する代表的な生活習慣病には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風などがあります。

生活習慣病の多くは、発症しても初期段階で自覚症状が現れることはないので、そのまま症状が進行してしまいます。すると気づかぬうちに動脈硬化が進んでいき、虚血性疾患(狭心症、心筋梗塞)や脳卒中などの重病の発症リスクを高めるようになります。

このように生命に関わる病気になるおそれもある生活習慣病ですが、重症化のリスクを避けるには日頃の生活習慣を見直すだけで予防や改善につながることもあります。主な対策は、食生活の改善と運動習慣の徹底です。食事面では摂取エネルギーを控えめにする、あるいは栄養バランスを整えることが大切になります。また運動面では、無理のない有酸素運動で消費エネルギーを増大させたり、心身機能を活性化させます。

健康診断で血圧や血糖値の数値が高いと指摘された、肥満を解消したいといった際は、このような生活習慣に改めてみましょう。なお当院では生活習慣病を発症した方の管理(糖尿病患者様の血糖値のコントロールなど)や日頃の習慣を見直す生活指導も行っております。

代表的な生活習慣病

高血圧

日本高血圧学会によれば外来時の血圧測定で最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、最低血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。

なお原因については、完全に明らかになったわけではありませんが、遺伝的要因や個々の食生活(塩分の過剰摂取など)に加えて、喫煙・飲酒といった嗜好品の摂り過ぎ、長年の運動不足、過剰なストレスなどの要因が重なるなどして引き起こされると考えられています。

高血圧については、自覚症状が現れることが少ないので放置されることが多いです。ただ血圧が常に高い状態にあるとそれだけ血管に大きな負荷をかけていることになるので、動脈硬化になりやすく、そのような状態になると心筋梗塞や脳卒中、腎不全、閉塞性動脈硬化症といった合併症のリスクが高まるようになります。

自覚症状がなくとも健診などで行った血圧測定で高いという指摘を受けた方は、一度ご相談ください。

糖尿病

慢性的に血糖値の高い状態が続いているのが糖尿病です。なお、血糖とは血液中に含まれる糖分(ブドウ糖)のことを言い、血液中のブドウ糖の濃度を血糖値と言います。基本的には、膵臓から分泌されるホルモンの一種インスリンが働くことで、食事などで引きあがってしまう血糖値は下がるようになり、その値は正常に保たれるわけですが、このインスリンが何かしらの原因で機能不全を起こし、分泌量が少ない、または全く出なくなることで、血糖値のバランスが保てなくなるわけです。なおインスリンの出が悪くなる原因として、最も多いのが日頃の不健康な生活習慣(過食・偏食、運動不足、飲酒・喫煙、過剰なストレスなど)によるものです。

血糖値の高い状態が長期間続くようになると、常に血管はダメージを受け続けていることになります。すると、まず細小血管が障害を受けるようになり糖尿病による合併症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害 など)を引き起こすようになります。さらに大きな血管(大血管)に障害が発生するようになると脳卒中や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)を招くようになります。

糖尿病の発症が確認されたら、まず合併症を防ぐことが大切です。そのため血糖値のコントロールが重要になるわけですが、当院では同コントロールの管理や日頃の生活習慣を改める指導も行っています。

脂質異常症

脂質異常症はLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪などの血中脂質の濃度が慢性的に高い、もしくはHDL(善玉)コレステロールが一定の基準より少ないといった状態です。具体的な数値は次の通りです。

  • LDLコレステロール値≧140mg/dL
  • 中性脂肪≧150mg/dL
  • HDLコレステロール値<40mg/dL

コレステロールは、細胞膜やホルモンなどをつくる材料として欠かせませんが、これが多すぎると血中の過剰な脂質が動脈の血管壁にくっついて、やがて血管を硬く狭くさせるようになり、動脈硬化を招くようになります。さらに血管が狭くなったり、詰まったりすると、脳梗塞や心筋梗塞などの原因にもなります。

なお、発症の原因として考えられているのが、食べ過ぎや肥満などによるエネルギーの過剰摂取で、そのほか糖尿病や高血圧、腎臓病など別の病気が原因で併発することもあります。

自覚症状が現れないのが特徴で、血液検査や健康診断で指摘されて初めて気づいたという方もよく見受けられます。動脈硬化が促進され、やがて心筋梗塞や脳卒中などの発症させないようにするためにもLDLコレステロール値やトリセグライト値が高いと指摘を受けたら一度ご相談ください。

痛風

痛風は尿酸という物質が体の中に溜まり、それが結晶になって激しい関節炎を引き起こした状態です。
痛風は、その発症前に血中尿酸値の高い状態が長い間続きます(高尿酸血症)。それを放置すると、尿酸が関節の中で固まって結晶になるために関節炎を起こし、ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて痛み出すのです。

この痛風発作の痛みは、往々にして耐えがたいほど強烈で、「痛風」という病名には「風に吹かれただけでも痛い」という意味合いが込められています。
痛風発作は、抗炎症薬を用いると、多くの場合、比較的早く治ります。しかし、大抵は1年以内に同様の発作が起こってきます。

こうして発作を繰り返しているうちに、足首や膝の関節まで腫れ始め、発作の間隔も徐々に短くなってきます。そして関節の痛みに留まらず、体のあちこちに結節ができたり、腎臓が悪くなったり、尿路結石ができたりしてきます。

また、痛風を起こす人は、そうでない人よりも心筋梗塞などの心血管障害や脳梗塞などの脳血管障害になりやすいことがわかっています。これは、痛風には糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が合併しやすく、そうすると動脈硬化が加速度的に進むためです。

この病気の研究は進み、良い薬も開発されているため、適切な治療を受け、生活改善を心がければ、まったく健康的な生活が送れます。しかし、放置すると怖い病気ですので、医師に相談の上、きちんと治療を受けることが大切です。

診療科目
内科・外科・肛門外科・消化器内科
最寄り駅
JR水郡線上菅谷駅
住所
〒311-0103
茨城県那珂市横堀1291-29
(旧かぼちゃクリニック跡地)
電話
029-298-3922
診療時間
休診日:火曜・日曜・祝日
日祝
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(受付9:00~11:30)
14:00〜17:00
(受付14:00~16:30)

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